インフルエンザワクチンが変わります!
インフルエンザウイルスにはA型とB型があり、毎年それぞれの流行の型を予測してワクチンが作られます。
今シーズン(2015/2016年~)より今までの3価(A型2株、B型1株含有)ワクチンから4価(A型2株、B型2株含有)ワクチンに変更となります。より予防効果の高いワクチンに変更になります。
そのため、ワクチンのお値段が昨年までと変わりますので、ご了承ください。
ワクチンはいつ打てばいいの?
ワクチンは、接種してから十分に効果が出るまでに2週間を要するといわれています。例年の流行は1〜2月が中心ですので、厚生労働省では、12月中旬までに接種することを推奨しています。
接種は生後6カ月~13歳未満は2回、13歳以上の人は1回が基本です。基礎疾患のある人などリスクの高い人は医師と相談のうえ2回受けたほうがいい場合もあります。
毎年接種が必要とされるのは、効果の持続期間は4~5カ月程度と短く、昨シーズンと今シーズンのワクチンは内容が異なるからです。
インフルエンザの予防注射には、感染を予防する効果はない。しかしながらインフルエンザの発症と重症化を抑える効果はあるという研究結果が報告されています。
インフルエンザワクチンは、体内に抗体を作り、発症や重症化を抑えるものなのです。
ワクチンの主な副反応は、注射したところの赤み、腫れ、痛みが最も多く10~20%、発熱、寒気、だるさといった症状も5~10%の人にみられます。まれに、アナフィラキシー・ショック、発疹、じんましんといったアレルギー反応が出る場合もあります。
そのため、インフルエンザの予防注射を受けるかどうかは、年齢、家族構成、職業、アレルギー体質等によって左右されるかもしれません。しかし、インフルエンザによって乳幼児は脳炎・脳症、65歳以上の人は肺炎になるリスクが高いので、予防接種をできるだけ受けて発症・重症化を抑えられるようにした方がいいと思われます。
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