禁煙して快適な生活を送りましょう!
タバコに含まれる有害物質によって引き起こされる様々な病気について解説します。
各種がん・・・
煙草の煙には発がん物質が含まれています。早めに禁煙を。
脳卒中 ・・・
禁煙を2~4年続ければ、リスクは低下し始めます。
心筋梗塞・・・
日本人を対象とした調査では、タバコを吸う人の心筋梗塞のリスクが、吸わない人と比較して男性では3.64倍、女性では2.90倍まで高まりました。
動脈硬化・・・
タバコを吸っていると、悪玉(LDL)コレステロールが血管にたまりやすくなるだけでなく、動脈硬化を防いでいる善玉(HDL)コレステロールが減ってしまいます。そのため、動脈硬化が発生・悪化しやすくなります。
骨粗鬆症・・・
喫煙すると骨への血液供給が減り、骨を形成する細胞(骨芽細胞)が生産されにくくなる、カルシウムが吸収されにくくなる、などの理由で、骨密度が低下します。その結果、骨折しやすくなります。
妊娠・・・
喫煙がおなかの赤ちゃんに悪影響であることは常識となっていて、妊娠を機に禁煙する女性も多いようです。喫煙による悪影響には、赤ちゃんの低体重のほか、胎盤の異常や流産・早産などもあり、妊娠中の禁煙は必須といえます。
タバコを吸っていると不妊のリスクも高まります。
乳幼児突然死症候群・・・
乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、それまで元気だった乳幼児が突然死する病気です。
母親が妊娠中にタバコを吸っていた場合、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高くなります。また、赤ちゃんが産まれた後に母親や父親がタバコを吸っていても乳幼児突然死症候群(SIDS)は起きやすくなり、両親ともタバコを吸っている乳幼児では、両親とも吸わない乳幼児に比べて乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクは10倍にまで高くなります。
ED・・・
タバコに含まれるニコチンに血管を収縮させる作用があります。
陰茎は複雑な血管網で作られています。正常な勃起のメカニズムは、この陰茎海綿体を貫いている動脈に血液が流れ込んで大きくふくらんだ状態のことです。
つまり、喫煙してニコチンを体内に取り込むことで、血管が萎み、その結果勃起も不完全になってしまうということでEDになるということです。
EDの人の約80%は喫煙者というデータがあります。
美容にタバコは厳禁
喫煙が与える影響
1.ビタミンCの消失
2.血管の収縮
3.活性酸素の影響(活性酸素は細胞に対する酸化作用がありシミ・シワそばかすの原因になります)
タバコ顔(スモーカーズ・フェイス)
顕著に現れるのは40代ですが20代でも現れると言われています。改善には禁煙しかないので早めに禁煙しましょう。
タバコ顔は顔全体が目立ち、顔色も悪く、目も黒ずんで細く見え不健康そうに見えます。
なぜなら、喫煙をすることでタバコにふくまれる多くの有害物質(ニコチンやタール)が、ホルモンの働きをさまたげ血管は収縮し、一酸化炭素による影響で、活性酸素が大量に発生し、細胞を傷つけ、老化を速めてしまいます。肌細胞に必要な分の酸素が行き届かなくなり、このとき活性酸素をとりのぞこうと活躍するのが、ビタミンCやEで、細胞の若返りに必要なビタミン類が大量に消費されてしいます。その結果、コラーゲンなどの肌をつくる成分も減って、肌の状態が悪化してしまいます。これが原因で肌の新陳代謝が低下し、肌に必要なうるおいやハリ、また透明感が低下しまうのです。
タバコの破壊力は強く、1本で1日に必要なビタミンC100mgを破壊してしまいます。
禁煙効果
喉の違和感が消えた
肌荒れが無くなった
化粧のノリが違う
ご飯やお酒が美味しい
寝起きがよい
体が軽い、動きが良くなる
息切れがなくなる
自覚しておきましょう!
一度タバコを吸った人は、禁煙できても純粋な非喫煙者ではありません。
潜在的な喫煙者として、常にまたニコチン漬けに戻る可能性があることを肝に銘じておきましょう。
禁煙するのは難しいですが、喫煙者に戻るのは簡単です。