肺がん、脳血管疾患、虚血性心疾患、肺気腫など喫煙は様々な疾患の危険因子です。
美容的にも肌の老化を引き起こします。
若さ、美しさを守るためには、まず禁煙からスタートすることが大切です。
- たばこをやめたくてもやめられない。
- 何度か挑戦したが、失敗している。
当院では保険を使った禁煙を行っております。
保険適用には条件が必要となりますので、まずはご相談ください。
呼気一酸化炭素濃度測定 | |
0-7PPM | ノンスモーカー |
8-11PPM | ライトスモーカー |
12-24PPM | ミドルスモーカー |
25-34PPM | ヘビースモーカー |
35PPM以上 | 超ヘビースモーカー |
マイクロCOモニター
タバコと一酸化炭素(CO)の関係
一酸化炭素(CO)は無色無味無臭で中毒性があり、不完全燃焼時に発生します。
タバコの煙中には一酸化炭素が20,000~60,000ppm含まれており、これは自動車の排気ガス中の一酸化炭素濃度に匹敵すると言われています。肺に吸い込まれた一酸化炭素は希釈されて300~400ppmの濃度になります。
カルボキシヘモグロビン濃度(COHb%)
COは酸素に比べて200倍以上血液中のヘモグロビン(Hb)との親和性が強く、肺毛細血管中の赤血球のHbと容易に結合してカルボキシルヘモグロビン(COHb)を形成します。これによって、体内組織の修復や生命活動に必要な酸素が不足します。
非喫煙者の末梢血中のCOHbは1%前後であるのに対し常習喫煙者では2%以上となり高い場合は10%近くまで上昇します。
1日20本の喫煙者の呼気CO 濃度は15~25ppmを示すことが多くこれに相当するCOHbは3.0~4.2%となります。
ヘモグロビンは通常酸素を運びますがこの分、有毒ガスであるCOを運んでいるのですがら血中酸素濃度は低下し、酸素が不足し当然心臓にも負担がかかります。
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